♯131 おめえ、 月夜に悪魔と踊った事あるか？
劇場版『フラッシュ』の影響で、
バットマンマラソンを始めました。
舞台は80年代
ティム・バートン監督が表現した
ゴシック調の架空都市
ゴッサムシティ
主人公は執事アルフレッドと
大きな屋敷で暮らす大富豪
マイケル・キートン版
バットマン（ブルース・ウェイン）
ヒロインは新聞社ゴッサム・グローブ紙のカメラマン:ビッキー・ベール
ヴィランはマフィアのボスのグリソムの女に手を出してしまった。
ジャック・ネーピア
通称ジョーカー
荒廃した犯罪都市ゴッサムシティを浄化させるためデント検事は市長とタッグを組み犯罪撲滅運動を展開しているが、ギャング達は警察署長さえも買収しており、なかなか治安の回復が進まないのであった。
ブルース・ウェインはコウモリのコスプレをして犯罪者を暴行する1人自警団活動に精を出していると、産廃液体の樽に落下して狂気に磨きをかけたジョーカーが、
①毒入り化粧品キャンペーン
②お金配りジョーカー
フロートに乗ってパレード気球毒ガス大作戦
③大聖堂の鐘を凶器にする作戦
など手下と共に展開して善と悪の全面対決に発展する。
果たしてブルース・ウェインはビッキーに正体を明かさず、自警団活動を継続できるのか？
◆良い点/注目ポイント
・アナログ感満載の
バットケープ、バットモービル、バットウイングが素敵です。
この中のバットモービルは、
マイケル・ジャクソンが、
ティム・バートンに売って欲しいと懇願したが、次回作のロビン役で出演してくれたら良いよ。と言われ交渉が決裂した名車です。
当時私はこのニュースをTVで見て
いやいやデロリアンDMC-12を買うでしょ？
と思っていました。
・字幕は戸田奈津子
彼女の意訳は本当に面白いです。
・ジャック・ニコルソンはジョーカーを怪演しています。
・BGMやテーマ曲がオーケストラなのは
名作の条件です。
◆改善点
・無し。
◆総括
・DC社が1937年
「ディテクティブ・コミックス」を創刊
1938年「ディテクティブ・コミックス」1号
でスーパーマン登場
1939年「ディテクティブ・コミックス」27号でバットマン登場
バットマンはスーパーマンの1年後輩です。
しかもバットマンがアメコミに登場した年は第二次世界大戦が勃発した年なので
スーパーマンは戦前のヒーローです。
それに対しMARVELは
1939年タイムリー・コミック社が
『マーベル・コミックス』♯1を創刊
1940年『キャプテン・アメリカ・コミックス』でキャプテン・アメリカとバッキーが初登場
僅差でDCの方がMARVELよりパイセンでした。
でもDCとMARVELの重役達は一緒にゴルフするほどの仲良しなので、
DCの『デスストローク』を
MARVELが『デッドプール』として
パクってもDCのニシーザが
MARVELのライフェルドに「パクったな」「バレたか。」で終わってしまいました。
『フラッシュ』を観る予定の方にオススメです。
-2023年131本目-
