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スーパーマンと地底人間
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『スーパーマンと地底人間』に投稿された感想・評価

MOCO

MOCOの感想・評価

3.0
「弾よりも速く!機関車よりも強く!高いビルディングもひとっ飛び!」
「空を見ろ!」
「鳥だ!」
「飛行機だ!」
「いや、スーパーマンだ!」

 私のスーパーマンは、1952年にスタートしたテレビ版「スーパーマン」で主演を務めた、2代目スーパーマン 「ジョージ・リーヴス」です。私がTVで観ていたのは何度めかの再放送なのでしょうけれど、大きな体を使って窓のガラスを破り部屋に飛び込んだり、素手で壁を壊したり、両手で自動車を持ち上げたりするシーンはまさしく『スーパーマン』の迫力があり、彼の演じるクラーク・ケントは帽子を少し斜めに被り、いつもポケットに手を突っ込んでいて、それがさりげなくカッコ良かったんです。
 そのジョージ・リーヴスがTVシリーズ開始以前の1948年に主演したのがモノクロ映画『スーパーマンと地底人間』です。

 劇場版「スーパーマン」Blu-rayの特典映像で観ることができるのですが、Filmarksのレビュー数の少なさを見ると廉価版では削除されている特典映像なのかもしれません。「空を見ろ!」「鳥だ!」「飛行機だ!」「いや、スーパーマンだ!」はTVシリーズのオープニングのセリフなのでこの映画には出てこないのですが、スーパーマンは体の大きなジョージ・リーヴスと、このセリフ、そして電話ボックスでの着替えが私のイメージなのですが、残念ながら電話ボックスに飛び込むシーンもありませんでした。
 今では街中で見られなくなった電話ボックスですが、昔の4面の上部の一部だけが小窓のようにガラスがはめ込まれた日本の電話ボックスを知らない世代の方にはスーパーマンの着替えのイメージは湧いてなこないでしょうね。

『スーパーマンと地底人間』は「空を見ろ!」のセリフの代わりにこんなセリフで始まります・・・。
『超人的な力を持つ種族の星クリプトンの爆発を逃れ生き残った一人の少年。超能力を携えて彼は地球にやって来ました。
 少年は成長しスーパーマンとなります。悪の力と永遠に戦い続ける彼は普段は温厚な新聞記者クラーク・ケントに扮します。正義を守るスーパーマンの正体は誰も知りません』


 世界最深の油井(ゆせい)の町シルスビーのナショナル・オイル社のヘイブンハースト採掘試験場を取材に訪れたデイリー・プラネット(新聞社)のクラーク・ケントとロイス・レインは、会社の広報担当クレイグと現場に到着した早々に現場責任者コリガンから突然試験場の閉鎖が伝えられ取材を断られてしまうのですが、ケントは新品同様の機材が地中に埋められようとしている現場に違和感を感じます。

 その夜、封鎖した採掘の穴の蓋が内側からこじ開けられ二人の地底人間が現れ監視員の老人ポップが・・・。

 突然の閉鎖で追い出されたケントとレインはホテルにクレイグを残し、再び採掘試験場を訪れ監視員のポップが死んでいるのを見つけます。ケントは外の様子を見に行き、レインはホテルのクレイグに電話をかけるのですが窓の外から人間とは思えない二人の男に見られていることに気がつき叫び声をあげます。

 レインの電話からクレイグ、コリガン、保安官、医師が駆けつけ、医師からポップは年齢的な心臓発作と判断され遺体の引き渡しのためにケントとコリガンが残り解散となるのですが、ケントは奇妙な二人の地底人間を見てのショック死を疑います。

 ケントはコリガンから採掘現場から純度の高いラジウムが出始め地下10kmまで掘り進んだところが空洞になっていて、そこには何らかの文明を持った生物が存在する可能性があったために採掘の穴を塞いだことを聞き出します。
 そして今夜そこから何かがやって来たのです・・・。

 二人の地底人間は町の住人に目撃され、町では自警団が設けられ地底人間狩りがはじまってしまいます。ケント、レイン、クレイグ、コリガン、保安官そしてスーパーマンの反対に耳を貸さない自警団はダムで地底人間の一人の腹部を射ってしまいます。
 空を飛びダムに転落寸前の地底人間を救ったスーパーマンはそのまま地底人間を病院に連れていきます。
 もう一人の地底人間は小屋に追い詰められ、小屋に火を放たれるのですが、逃げのびて仲間を二人連れて現れます。地底の国の武器を持って・・・。

 自警団のリーダーは3人の地底人間に銃口を向けるのですが、地底人間の光線銃を浴びてしまいます。スーパーマンはその光線の間に割って入りリーダーの命を守り、地底人間も光線銃がスーパーマンには効かないことを悟ります。

 スーパーマンは病院から射たれた地底人間を連れてくると3人の地底人間と共に地底の国につながる採掘の穴に向かい、4人は地底の国につながる採掘穴を爆破して帰って行きます。


 登場する地底人間は頭頂が禿げてツルツル頭で、おでこは上田晋也氏のような深いシワ、ぶっといつけ眉毛、手は毛で被われ、少し小太りした少年のように背が低く、無言で、「ちっちゃいおじちゃん」のコントを観ているようで恐怖感は全く伝わってきません。

 ケントが会ったことがある町の人は初対面のスーパーマンからはいきなり名前で呼ばれる摩訶不思議な現象や、自警団が地底人間を追いかけて行く方向とは真逆の方向に(着替えのために)ケントが走り出すことに周りの人々が全く疑問を持たない妙な展開も気になり、スーパーマンは銃に撃たれても、光線銃の光線を浴びても平気なことと、空を飛べること、正体を誰にも知られていないことが御披露目されているだけのスーパーマン映画です。
 空を飛び始める姿はぶさいくです・・・。

 私の思い出のスーパーマン 「ジョージ・リーヴス」のTVシリーズはDVDで販売されていたようですが、今は中古の流通もないようですから、この映像は超貴重なのかもしれません。ストーリーを含めて何もかも???な映画なのですが、私の思い出のスーパーマンと言うだけで☆3つです。
 この二人の地底人間は以前に絶対観た気がする(この映画を以前観た気がする)のですが・・・。
スーパーマンとフランケンシュタインの怪物みたいな話
空を飛ぶから、というより人としてカッコイイスーパーマンw
メッセージ性が強くシリアスな作風はかなり印象に残る。最後の台詞が「互いの生き方に干渉してはいけない」なのも、コレがスーパーマンの物語であることを考えればなかなかに攻めすぎでは。