ポケ文太郎

4月の涙のポケ文太郎のレビュー・感想・評価

4月の涙(2009年製作の映画)
3.6
2008年 フィンランド🇫🇮

『アンノウン・ソルジャー』のアク・ロウヒミエス監督の歴史もの
原作はレーナ・ランデルの小説『Käsky』

ロシア革命の勃発を契機に始まったフィンランド内戦
本作は内戦末期の1918年、劣勢の左派赤衛軍の女性部隊が右派白衛軍に捕えられ輪姦され処刑されるも、その中で運良く生き延びたリーダーの女性と彼女に正式な裁判を受けさせたいと行動する准士官との間に芽生えた恋心を描いたモノ

学校では教えてくれない第二次世界大戦前の北欧の歴史
本作はその「歴史」的背景ありきで詳しく教えてくれる訳ではないです
微妙な距離を保った恋愛がメインの話
美男美女で裸多めのちょっとエロいメロドラマ風です

でも本作きっかけでフィンランドや周辺諸国の歴史を少しばかり調べてみました
ドイツとソビエト連邦の板挟みに合った国々はどこも複雑な歴史を抱えていますね

そして戦争下で非人道的な行為をしているのは何も上記の2カ国だけじゃない
ポケ文太郎

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