にっきい

少年と犬のにっきいのレビュー・感想・評価

少年と犬(1975年製作の映画)
2.0
1975年当時の女性はデカパン。

アップリンクで予告見たけど全然惹かれなかったのに、ポスター見て「面白そう?」ってなった作品。
迷ってるうちに最終日になっちゃって滑り込みで観てきました。

5日目にボタンが押された、って話し。
原作は1969年に書かれ、映画化されたのは1975年なので近未来の2024年が舞台。
今作の中では1950年から1983年まで33年間の東西冷戦時代を第三次世界大戦と呼び、2007年に第四次世界大戦が勃発。
5日目に東西の核ミサイルで世界が終わった後の話し。
都市は吹き飛び一面の砂漠、力を持つものが支配する終末の世界。
機械が失われたのか支配者は人力車に乗ってましたが、その人力車には奴隷のギター弾きが乗ってたり、主人公が犬と旅してたり、まるで『マッド・マックス』の元ネタみたいな世界観。
『マッド・マックス』では石油の奪い合いだったけど、こちらは"女"の奪い合いでした。
放射能の影響で女性が生まれなくなったとかそんな感じ。
でも劇中女性をおSEXの道具としてしか扱ってないセリフやシーンがあり、めっちゃ気分悪い。
後半は資源豊富な地下世界に行って、生殖能力の無い男たちの代わりに子ども作らされてた。
と言ってもちんこに繋がれたポンプで強制的に精子吸い取られてたけどw
わんこは喋ると言っても主人公にしか聞こえないテレパシー?心の声?みたいなのでした。
世界観は面白いのにぐだぐだな演出でめっちゃ退屈で、まるで催眠術のような眠気と闘う91分間。
数回意識飛んじゃいました。

これ観に行ったの6月1日だったんですが、この日は昼から雨の予報。
仕事帰りに観に行ったんですが、まだ雨降ってなかったんです。
これの前に1本別な映画観たんですが、それ終わって移動する時もまだ雨降ってなくて、傘持ってきたけど邪魔なだけか?と思ってました。
でも22時頃から雨が降り出したらしく、最後の最後に傘の出番ありました。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2023年6月1日
鑑賞回:21:00〜22:35
劇場名:アップリンク京都
座席情報:スクリーン3 E-3
上映方式:2D 字幕
レーティング:PG12
上映時間:91分
備考:1日サービスデー(1100円)
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