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ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生のzouQrightのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

リビングデッド3部作の1本目。生きる屍の夜ということで、舞台は夜。一軒家に逃げ込んだ人達の一夜のお話。本作で既にゾンビ映画の王道展開を確立したロメロは凄い。ラジオやテレビからの情報により、色々と判明していくスタイルがこの当時からあったことに驚き。

終盤がおもしろい。脱出に失敗し、大勢のゾンビに囲まれ次々と死んでいく中、あれほど反対していた地下室に逃げ込む主人公。ただ一人生き残ったと思いきや…な終わり方がとても好き。
そして、この頃のゾンビも簡単な道具を使ったり火を恐れたり、意外と知的生命体な面があったんだな、と。まぁ、確か本能的なアレです的な説明が「ゾンビ」の方であった気がするけども。

個人的にお気に入りなのは、心神喪失ヒロインにビンタされた主人公がグーパンチで殴り返して気絶させるところ。なんかシュール。
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