このタイトルとこのジャケットで、キャストにお金使いすぎてB級化したんかな〜とか思うやん。
まあいいや1時間半くらいでサクッと見れちゃいそう〜みたいな軽い気持ちで見るやん。
中盤からもうずっと涙が止まらんわけ。
フランクはきっと、毒親とかそういうんじゃなくて、不器用なだけだったんだと思う。母の愛と父の愛は違う形をしていて、子供達にとってはその父の愛はプレッシャーになってしまっていたんだろうな。大人になってからはそれが愛だと分かっていてもやっぱり近寄りがたくて、母に接するようにはできなかった。
露骨な表現があふれた映画じゃなくて、見ているだけでそこに確かな親子の愛が見えてきて、それがさらに泣かせる。ロバート・デニーロ、ドリュー・バリモア、サム・ロックウェル、ケイト・ベッキンセールの4人の眼差しや表情の演技が本当に素晴らしい。