アメリカのプロレス団体「WWE」がジョン・シナを主演で製作したアクション映画。個人的にジョン・シナと言えば、ピースメイカーのイメージが強いけど、今作はわりとテンプレ臭のする刑事役。
展開も敵の印象も、まさにあの頃のアクション映画といった感じ。既視感のある流れがほとんどだったけど、シチュエーションごとのアクションはそれなりに派手で、ジョン・シナもそれなりに身体を張っていて良かったです。
ただ、ストーリー面ではご都合主が目立つ部分も多くて、気になっちゃうところがないとは言えない出来。筋書きは分かりやすいから置いてかれることはないけど、テンポ感も少し早いような気がした。
とはいえ、良くも悪くも癖はないので、『スピード』とか『ダイハード』のようなジャンルの映画が好きな人なら、それなりに楽しめそう。