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SOMEWHEREのiamのネタバレレビュー・内容・結末

SOMEWHERE(2010年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

小さい空虚が時間をかけて溜まっていき、静かに溢れる美しい映画だった。

決して不幸ではないのに、間違いなく幸せではないマルコが感じる寂しさや虚無感が冒頭に描かれている。中盤からエル・ファニングが演じるクレオが入ってると、日々が水分を含んだように潤いだす。終盤にクレオが父親の元をあとにするが、彼女を見送ったあとにマルコが戻る部屋が重い沈黙を醸し出していて、観てるこっちも気分が落ち込みそうになった。
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