ある惑星に降り立つとそこには異星人のデカい死骸があって、宇宙船の乗組員は互いに殺し合い、死んだ人間は墓場から蘇る。どうやら彼らはこの惑星の実態のない何者かに操られているらしい。
マリオ・バーヴァ監督1965年制作のレトロSF映画。脚本家ダン・オバノンがこの映画を見て影響を受けたのが『エイリアン』なんだけど、未開の地に行ったら宇宙的恐怖に遭遇して怖い目にあったという点で『エイリアン』も『ヴァンパイアの惑星』もコズミックホラー(宇宙的恐怖)で元を辿ればラヴクラフト先生の『恐怖の山脈』ってことね。
あのオチは好き。