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パニック/脳壊の特売小説のレビュー・感想・評価

パニック/脳壊(2000年製作の映画)
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人殺しをファミリービジネスとする父子の会話シーン、依頼人との交渉担当で標的を知らない父が、依頼人の素性を知ろうとする標的しか知らない実行担当の息子に向かって言う台詞。

動機の欠如が重要だ。

真面目に人生の意味を考えたり、自分探しなんて戯言に取り憑かれたり、そうし始めた時点で逸脱を余儀なくされる最早自動化された流れの中に俺たちはいるけどそれは一体いつ、誰が望んだ事だったんだろうなぁ。

なんて事を観賞後につらつら考えてしまうくらいに、面白う御座いました。
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