香港サスペンスだが、モスクワ国際映画祭監督賞受賞と出来の良さは折り紙付き。
蒼井そら主演と色眼鏡で敬遠するにはもったいない極悪復讐映画(;´ д`)
冒頭は妊婦とその旦那の警察官が相次いで殺害されるという猟奇事件発生。
容疑者はすぐ捕まるが、あまりに悲しい過去があった(´д`|||)
時系列はバラバラに展開するが、章立てで区切るので混乱は少ない。
※よく章立てする監督にラース・フォン・トリアーやキム・ギドク監督。本作も二人の作品に負けず劣らずの極鬱映画に (^^;
悪いやつらは悪く、主人公カップルはあまりに幸薄いという展開自体は目新しさはない。 蒼井そら投入で、主人公がどんな目に遭わされるかは簡単に想像が(^-^;
撮影は終始暗く、血の色(静脈血)だけ鮮明になるような嫌がらせ(笑)
ひたすら重く全編通して救いのない展開… エログロもそれなりで、まあキリスト教圏では作成不能な非倫理内容。
描写や作りに関しては従来の香港映画よりは韓国バイオレンスに近いかな。パク・チャヌク、ナ・ホンジン監督のよう。
まあ、ベタ展開ながらラストは良くも悪くも想定外だったんで、 極悪映画好きは必見!
しかし、レビュー数少ない…