Masato

復讐の絆 Revenge: A Love StoryのMasatoのレビュー・感想・評価

復讐の絆 Revenge: A Love Story(2010年製作の映画)
4.4
桔梗Fさんのレビューで知って鑑賞
桔梗Fさんありがとうございます。

1人鬱映画祭 第19弾
ランクB+

正直甘く見てました。想像以上に鬱になりました。

警察官が殺害され、妊婦から胎児を抜き取る事件が発生。主人公は犯人として捕まるが、主人公には悲しい過去が…


桔梗さんと同じあらすじです。私が言うまでもないが、タラちゃん、ラースフォントリアー監督のようなチャプター仕立てで進みます。

タイトルの通り復讐映画だが、あまりにも酷く主人公とヒロインを痛めつけるあまり、もう復讐相手に腹立ちまくった上に主人公カップルが悲しく不条理すぎて、見続けられるか不安だった。
ラストは酷すぎて開いた口が塞がらなかった。

画鋲を顔に…とか異様に痛々しいグロテスクすぎて直視し辛い。
そして蒼井そらが体を張る(意味深)演技でそれなりの描写がある。
ストーリーも映像も視聴者を徹底的に虐める計算なのが良いのやら悪いのやら(;ω;)

それなりにメッセージはあり、復讐についてキリストを交えて描いているが、「アンブロークン」であった"赦し"の物語をもっと悲惨な別の視点で見るような映画でした。
それと、アジア映画が大好きな「警察の腐敗」の意味合いもあります。

でもね、観た後にこう思います
「こんなことされて赦す事なんて普通はできません」


蒼井そらって中国で絶大な人気らしく、来中したら超高級ホテル(中国製)のスウィートルームに泊まるらしい。日本では知名度の高いAV女優ですが、あっちではまた別で人気の女優とは。
中国語もそれなりに喋れていたし、学生のキャラがまだいける体型と顔だった。蒼井そらってこんな可愛かったっけ?と思った。


あのエンドロールは現実だと思いたかった。

"恨みを晴らしたければその相手を許せ
それ以上の完璧な復讐はない"
ージョシュ・ビリンクス
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