オーウェン

三人の名付親のオーウェンのレビュー・感想・評価

三人の名付親(1948年製作の映画)
3.5
3人組の強盗が保安官に追われて砂漠へと逃げ込むが、そこで出会った身重の女性から子供の名付け親に任命される。
なんとか瀕死の状態から抜け出そうと3人は街に向かって歩き出す。

ジョン・フォードとジョン・ウェインのコンビ作品だが、真っ当な西部劇とは180度違う物語。
ドンパチよりも宗教的な色合いが強く残る中身。

何よりも犯罪を犯した3人が純真無垢な赤ちゃんを助けるという、贖罪の方向へと傾くのが意外だ。

サバイバルものだけど、赤ちゃんがどう見ても生き残れない感じは目を瞑ろう(笑)

普通に赤ちゃん抱いたまま倒れ込むという描写あたりは、もう少し考えようがあったと思うが、ここら辺は製作年数の限界か。
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