歩みを止め、横たわることが死を意味する中盤の過酷な足取りに戦慄。「名前」というアイデンティティを付与する儀式が血縁以上に濃い絆を生むが、それを単なる悪党の英雄譚(『三悪人』の焼き直し)で終わらせない…
>>続きを読むジョン・フォードがピーター・B・カイン原作の2度目の映画化。(1度目は19年「恵みの光」)。三悪人が幼児を護る、善の心を見せるという歌舞伎のような設定。3人の一人、ペドロ・アルメンダリスは「007/…
>>続きを読む3人組の強盗が保安官に追われて砂漠へと逃げ込むが、そこで出会った身重の女性から子供の名付け親に任命される。
なんとか瀕死の状態から抜け出そうと3人は街に向かって歩き出す。
ジョン・フォードとジョン…
西部は広い、
赤ん坊は強い。
タイトルも含め、明るい調子で始まったが、こんな過酷な映画だったのか。“アラビアのロレンス”も真っ青な“砂漠”横断、死の行進。
強盗をし、逃げる3人の無法者。追う、やけ…
砂漠で保安官に追われる強盗グループが水場を求め彷徨うが、向かった先には水は無く、出産直前の妊婦が残されていた。
亡き母親と約束し、残された赤ちゃんを無事救い出すという筋だ。
馬車の荷物に残された聖…
ニューエルサレムは意外に近い所にあった。彼を救ったのは、聖書の言葉を信じた仲間や自分自身のおかけなのだ。育て方講座の時間はやたら長く、退屈だったが、後半の努力に繋がる重要なシーンなのだ。サボテンの水…
>>続きを読む西部劇だとどうしても金と拳銃と馬と鉄道ってイメージだけど、法の支配が及ばない地域で宗教が果たしていた役割もおそらく無視できないもので、本編にも出てくる「モルモン街道(トレイル)」、いわゆるユタのソル…
>>続きを読む三人の名付親
求めていた物が金から水へ、水から他人の命へ移っていくに従ってジョンウェイン達はすべてを投げ捨て去って荒野を砂漠を横断していく
壮絶な映画だった
油を注がれた者
ジョンフォードなんでも…
ウィリアム・ワイラー監督の『砂漠の生霊(1930)』(既観)と同じです。ただし、ラストはガラっと変えられています。
ワイ的は、ガツンと厳しい方に振ったワイラー版が好みです。
こっちでもまあイイんで…
うーむ。
「砂漠の生霊」に遠く、遠く及ばない。
まずジョンウェインに「悪さ」が足りない。
・・と思ってみてたら、なんですか、このハッピーエンドは! 解せん!
気になったのは肝心の幌車を見かけたシ…