三人の名付親の作品情報・感想・評価

「三人の名付親」に投稿された感想・評価

紫色部

紫色部の感想・評価

3.5
2017.10.30 U-NEXT

核となる展開は結構悲惨であるが、宗教的にはそれも救いとなるのか。『東京ゴッドファーザーズ』の元ネタらしいです。馬のショットが良いのはさることながら、ジョン・ウェインを襲う砂嵐とそこに浮かび上がるシルエット、帽子で影を作ってやるポーズの反復、ジョン・ウェインが不意に駆け出して帽子が落ちるショットや、ほら穴に吹き入る風で聖書のページがめくれる演出、ほら穴の出口で待っている動物なんかも素晴らしい。
ジョンフォード11作品目鑑賞。
東京ゴッドファーザー の元ネタとはつゆ知らず見てみました。
最後の群衆が歌うシーンなんかは、わが谷は緑なりき を思い起こさせた。

殺人の無い西部劇。
パゾリーニ、タルコフスキー再鑑賞で思い出し。
少々期待をしていたエンディングとは違ったといったイメージがあったが、余りにも救いがなさすぎるのもな…^_^;
当時観ていた作品群のせいもあったように思える。
これからの未来を担うであろ赤ん坊が成長した際、生まれた時の話を聞かせてあげる人間が誰もいないのは寂しいことですもんね☆彡
宗教モチーフをそのまま使いすぎてて画面的に面白くない所が少々気になった。ラストの強引なハッピーエンドと去っていく列車の迫力は間違いなくフォードなんだけど。
TAXSEA

TAXSEAの感想・評価

4.0
赤ちゃんの力ってすごいなー。

西部劇でこんなにほっこりしたの初めてだ。
王道の西部劇とは違うからそういうのを求めてる方には物足りないかもしれないが、たまにはこんな西部劇もアリでしょう。

素敵な作品でした。
ナヲ

ナヲの感想・評価

2.4
[解説]
何度も映画化されたピーター・B・カインの原作小説を、ジョン・フォード監督が映画化。赤ん坊を託された3人の無法者が、幼い命を守りながら旅を続ける様を感動的に描く。
[あらすじ]
3人のならずもの、ボブ、ピート、キッドは、銀行襲撃に失敗し、砂漠へと逃亡する。渇きに苦しみ、水を求めながら砂漠を進んでいた3人は、ひとりの若い女性に出会う。彼女は子どもを身ごもっていた。やがてピートの世話で赤ん坊を産むと、3人に託して死んでしまう。3人は追っ手から逃げながら、赤ん坊の命を救おうと苦闘し、砂漠をさすらった。彼らはいつしか女性が残していった聖書に導かれ、贖罪の旅へと足を踏み入れていく。
[個人的感想]
砂漠で乳飲み子を抱えてサバイバルという設定を60年以上前に作ってるのでツッコミどころ満載。
いっその事コメディにすればよかったのに。
贖罪の旅。あっけなく死ぬまでの善行。たまたま生き残ったジョン・ウェインが極限状態で見る幻影、死んだ二人が現れて「死」から「生」へと後押ししてくれる終盤。神が与えた試練を乗り越えるのは己であり、己は誰かのために生きている(一人では生きられない)。
324

324の感想・評価

3.5
思いの外、宗教色が強くて気持ち悪い。三悪人が三賢者というだけで良いではないか。洞窟で聖書を読み上げるシーンや裁判の判決シーンなんて薄ら寒くてゾッとする。面白いんだけど、やり過ぎ。
アッサリしてるな〜。西部劇の荒れた感じって男のロマン詰まってますよね〜。西部劇版キリスト。
TATEO

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3.8
大好きな『東京ゴッドファーザーズ』の元ネタということで鑑賞。おいおいこんなにハードな話だったのかよ……。贖罪の地獄巡りといった趣の荒野放浪。砂嵐が吹き荒れる荒野の風景は『グリード』とか『マッドマックス怒りのデス・ロード』を思い出したりもした。
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