舞台は動物実験が行われているとあるビル、ここで働く学生のサムたちは勤務終わりにビル内でお宝探しのゲームを行うことにした。
ゲーム自体は順調に進んでいたが、脳実験の影響で凶暴化したヒヒのシャクマが檻から脱走しサムたちを襲い始めた・・・・。

クリストファー・アトキンズ、ロディ・マクドウォール共演のとあるビルを舞台に凶暴化したヒヒに襲われる若者たちを描いたB級アニマルパニックホラー。
まずシャクマ役のヒヒの演技力がなかなかレベルが高く怒り狂って人間に襲いかかってくる描写やドアに何度も体当たりをかますシーンなどしっかりとモンスターと呼べるような演技を見せてくれたのは素晴らしかった。
また主要な登場人物たちがバンバンと犠牲になっていき、通常なら生き残りそうなタイプの人間も次々とシャクマにやられていく展開はある意味意外性があってよかった。
しかしロケ地が基本ビルの中だけなど全体的には低予算な感じでクライマックスになっていくにつれてテンポがダレていく感じだったのも残念であった。
そのため設定自体は悪くなかったが、総評的には暇つぶしレベルの作品であった。

SFアニマル・パニック・ホラー。
監督：ヒュー・パークス

コンピューター・チップを実験移植され、狂暴化した猿が人々を襲う、SFアニマル・パニック・ホラー。

動物生体実験の手術の結果、予想に反してヒヒが暴れだしたため、責任者の教授は助手にヒヒの殺処分を指示するが、世話してきた助手は殺すことができず、麻酔薬を注射しただけで放置。やがて、凶暴化したヒヒがビルの中で殺戮を繰り広げる。

巨大病院が戦場と化すSFアニマル・パニック・ホラー。
ある大学の医学部研究室。ヒヒが実験のモルモットに。
その影響で、ヒヒは攻撃的になってしまった。
インターンのサムは、ヒヒを安楽死させるのだった。
ところが、死んだと思っていたヒヒは生きていた。
ますます凶暴になり、人間たちを次々と襲撃していく。
CGではなく、本物のヒヒが演じているのが見事。
やや恐怖感が薄い感じだけど、まずまずのB級ホラーでした。

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