ウォレス

キャリーのウォレスのレビュー・感想・評価

キャリー(2013年製作の映画)
3.0
オリジナル版がとても良かったので、だいぶ前に観たリメイク版を比べるために再鑑賞(´▽`)

うーん…やはりオリジナルと比べるとホラー映画としてのレベルがガクッと下がった気がします(^ω^;)
というか全てにおいて格が下がった。

なんだかなぁ…超能力が全て大げさすぎるし、途中から乱用しすぎじゃないかな。
これじゃラストシーンの衝撃が薄れてしまいます。

それに、超能力を使うときすっごいお手手使うからなんかホラーというよりSFチックで全然怖くなく、むしろカッコよく感じちゃいました(^ω^;);););)
なんかアベンジャーズのメンバーにいそう…というかスカーレット・ウィッチ感がすごい…w

まぁ少しやりすぎですね。
リメイク版ということで最新技術を見せようとしたのかは知りませんが、別に誰もこの映画にそんなCG求めてないと思います。
正直いちいちリメイクした意味がわからない。
オリジナル版の超能力がちょうどいい。
今見ても全然大丈夫。
わざわざこの作品を作り変える必要はない。
もっと他にあったはず。

主演はクロエ・モレッツ。
彼女は好きですが、正直言ってこの役に合ってるとは言い難い。
そもそもこのキャスティングをした人がダメだと思います。

この前も書いたんですが…「なぜクロエ・モレッツでシシースペイセクを超えられると思った?」
確かにクロエは果てしなく可愛い、どこまでも可愛い、でもそんな彼女に「狂気」「恐怖」を感じることはできないんです。
だってそんな面ないもの。

それに比べてシシーは「可愛さ」と「不気味」両方を持っていました。だからボクたちは彼女に「狂気」を感じた、最高から最悪に落ちる怖さを身にしみて感じたんです。
どんなに映像が新しくても、どんなに最新のCGを駆使していても、シシー・スペイセクの怪演に勝ることはないんです。

そしていらない追加シーンが多い。
めちゃくちゃシビアなシーンに超能力使って「お腹の中の赤ちゃん…女の子よ…」って…なんだそれ…家壊れかけてる今そんな情報いらんわ(´ºωº`)

そしてエンディング曲が全くあってない。
なぜ作品の雰囲気をぶち壊すような選曲をしたのだろう。

まぁ…つまり…
オリジナルを大きく下回っていることは否めません(^ω^;);););)
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