このレビューはネタバレを含みます
男女ともに衣装やヘアスタイル、メイクが綺麗でゴージャスで好みだった。(調べたら大手ブランドが協力しているそう)
特に、デイジーとジョーダンに目がいく。金髪と黒髪で対比的に描かれた2人、特に最初のカーテンヒラヒラのシーンは大好き。
ストーリーは、ギャツビーの深すぎる愛がテーマ。貧しい産まれから成り上がった「ジェームズ・ギャッツ」。裕福な家庭のデイジーと出会い恋に落ちるが、戦争で離れ離れに。ギャツビーが戦争から戻るころにはデイジーは結婚していた。
デイジーを忘れられないギャツビーは、彼女のために対岸に住み、パーティを開き、最終的に銃殺される。簡潔に、そんな話。
この映画のトビー(ニック)すごく好きだな。
物語を進める上で、語り手であり、彼はあくまで客観的にギャツビーのことを見ている。
話すべき以外は話さない。それは賢明と捉えるか、他人事として見ていると捉えるか人それぞれだと思うけど。
もちろん、ニックは語り手で主人公ではない。だから必要な部分、ニックの都合の悪い部分は削ったと思うし、その分キャラとして魅力的に見えた。
好きなシーン、好きポイント
・飯食いシュナウザー
・1920年代の女性のヘアセットとメイクが好きだった。切り揃えたショートヘア、くっきりとしたアイメイク、小さく真っ赤なリップ。特に、序盤の黒のドレスのジョーダンが綺麗すぎて!
衣装は監督の奥さんがされているとのことで、ドレスの力の入れ方も納得。
・挿入曲もポップから管弦まで幅広い。
特にラプソディ・イン・ブルーとEmpire State of Mindが追っかけみたいになっている所。かっこいー!
・茹だるような暑さの中の口喧嘩シーン。
暑いとイライラするよね、わかる。空気感も伝わってきたしギャツビーが声を荒げた演技も上手かった!
参考
https://lifeiscinema.com/foreign/423/