ずうっと絶体絶命
なんという骨太アクション
すげーなー
インドネシア映画すげーーーー
シラットはシラットでも昨日見たシラットとは次元が違う
多対一、息もつかせぬ連撃アクション、新人警官ラマを演じるイコ・ウワイスが魅せる魅せる。怒涛のシラットがもうね、ハリウッド映画よりもぜんぜんアクションしてました
シラットすげーーーーーーーー!!!!
となります。
そしてまさかのワンシチュエーション(まるで『REC/レック』みたい)。このホーンテッドマンションがとにかく怖い。ゾンビとか悪魔とか幽霊なんかの怖さじゃあなくて、湾曲した大刀持った悪漢たちが大声あげながら大挙して押し寄せてくる怖さ。館内放送でおもてなしするもんだから、どこもかしこも敵だらけ。全住民が敵。なんという絶望感。脱出なんてぜったい無理だこれ…
前半は戦場さながらでしたが、弾が無くなってからがシラットの出番です。このアクション、一見の価値あり(人が死にまくるのがちょっとあれだけれども)
ラスボスは麻薬王タマ。猫みたいな名前だけど、どの角度から見てもお笑い芸人の永野にしか見えない。でも永野と違って迫力はあるな。麻薬王タマvs新人警官ラマ、異種格闘技戦のような動物対決が始まりそうでなかなか始まらない『死亡遊戯』。というかやっぱり『REC』。
敵の幹部に一人、戦闘狂がいるのですが、これがまたとんでもなく強い。小柄なのに熊みたいな強さ。そして突然始まるラストバトルは圧巻の一言。殺し合いの美学、男の世界へようこそ…的な
この映画、見せ方が上手いんですよね。暗闇に浮かび上がる男たちの不気味さ、セリフなんていらない、拳で語り合おうぜと言わんばかりの演出。どうやって撮影したのか分からない危険なシーンが絶え間なく襲いかかってくるからこのアクション映画、面白かったです。