香りのしない映画で香りの魅力が分かる映画。
狂気が究極に突き進む。向かう先は起承転結。
原作は小説。
多少冗長ではあるものの、見応えのある作品。
スタンド能力 SF的とも言える嗅覚の持ち主の奴隷が
その嗅覚から来る欲望に従い、突き進んでいく。
一般人からすると変態というか、もうトンデモ危険人物。
とはいえ匂いって大事。この映画は無茶苦茶とも言えるけど、芯の部分だと思う。
それ言っちゃうと身も蓋もねえよって位の本質なのではないかと。
ベンウイショーの見目の魅力は最後にチラリと垣間見れます。
原作の大事な部分はきっとちゃんと描かれてるはず。カルトに今すぐにでもなりそうな題材を限りなくポップにしてある良作です。