生まれた瞬間に捨てられ、愛を受けることなく育った主人公。愛の欠けた主人公は愛を求めて人を殺し最高の香水を作る…みたいなお話かな。
かなり前から気になってやつ。
長くて躊躇してたけど観ました。
僕自身匂いフェチなので、匂いに魅了されること自体にはかなり共感できたし、知らない匂いとの出会いも、匂いに名前がつくことの喜びもなんとなく分かる気がする。
流石に殺しは訳わかんないけど。
最初の殺しの時点で、この人匂い以外に興味ないんだが分かる。
フィクションとして飲み込めた瞬間だった。
加えて、超絶嗅覚すぎるので普通にありえない。それもあるのかな?ギリギリ不愉快な映画にはなってない気がする。
主人公が匂いに関すること以外で感情を表に出さなかったのとか。そういう色んな要素がこの作品をフィクションとして楽しんで見れる不思議なバランスにしてる。
匂いの表現凄い。どんな匂いか気になる。
なんなら、こんな感じの匂いかなが浮かぶ。
終盤のカオスきっもちわるくて良いね。
あんなの初めて見た。
無…そこにいないのと同じだった主人公はただ誰かに愛されたかったんだよ。
それにしても変な映画。ナレーションも独特だったし。
2024
430