1作目ほどのハラハラ感はないものの、また相変わらずかっこいい。今回は娘のキムもなかなかに活躍。肝の座り具合は父親譲りか、パリでの経験が生きたか。
リベンジを挑んできたじいさんの気持ちも分からなくはないけど、どう考えてもあの時のマルコの一味は極悪だったし、普通に腹立たしかった。正義と正義の戦いじゃないもんね。
これは1作目にも通じるけど、前提の設定(今作で言うところの「家族でイスタンブールに滞在する」)を守るために周りを固めていった感じだけど、その分粗いというか、詰めが甘い印象はある。やっぱりリーアム・ニーソンのゲキ渋なトーンと重厚なアクションシーンを見るための映画かな。
何にせよかっこいい。