久々2度目。
あの当時でも不快だったし今でもやはり白人のアジア人風特殊メイクはあまりに差別的で、作品を見る際のノイズにしかならない。あとはアジア人女性への画一された性的視点や露出も。
それを抜きにして観ると、六つの時代世界に輪廻転生で、ある魂が繰り返し試練を受けるような(そして間違い続けるような)ドラマチックな展開はとても複雑だがそれだけ見応えがある。サーガ、大河、の醍醐味。
魂が別の命に継承される(東洋思想)たびにその回の生き方が反映され少し成長する。命はその人のものではない。次はよりよく生きる。より良い世界のために。
志の高い作品だった。
(だからこそ特殊メイクが悔やまれる)