実話に基づくというのは、あくまでも「ゲームの世界からリアルレーサーになった人が実在する」という事実ほぼ一点のみだと知ってから見る方がいい。
エンタテイメントとしての脚色がかなり多い。
だからこそ、前半の盛り上がりそして後半のさらなる盛り上がりが可能になり、
最高のエンタメとして楽しめた。
さらにリアルレーシングの観客にも見えないレースも見れる。ドローンのカメラワークが素晴らしい。
ネタバレ
韓国人のシーンが不自然なほどカットされてるのが解せない。
英語が不自由な設定なのかもと思ったが、あれだけ脚色が許されているなら英語を話せる設定に変えてもいいだろうに。
全くカーレースについて知らなかったので、世界のいろいろなコースも面白かった。
ルマンというレースは確かに正気の沙汰じゃないルールだ。
ここからは完全に個人的感想だが、印象としてフランス人はなぜ命の危険のあるレーシングや冒険や登山やエクストリームスポーツなどで有名なのだろうと。ヒエラルキーのトップだと思っているから？ヒリヒリしないと生きてる気がしないのか？いつか見た映画の黒人のセリフで「日常に生きているだけで死の危険があるからな(わざわざ危険なスポーツをしようと思わない)」と笑いをさそっていたシーンを思い出す。
