大好きです、こういう映画。
６つの時代がそれぞれの時代背景のもとにストーリーが進む。そして、それぞれが、人物やもので繋がっていく。テーマとしてはとても深い「愛と魂の救済」を壮大に描いた映画ですが、そんな小難しいことは、好きになってから観直しするなかで徐々に感じればいいのかな。
エンディングでわかるように一人の役者さんが、6つのストーリーで異なる人物を演じ、あたかも輪廻転生のように。これをみていくだけでも、とっても面白い。
物語としては、個人的には、19世紀エジンバラでの若き作曲家のストーリーがとても哀しくも美しく。映画全体を通してとても美しい旋律を奏でる「クラウドアトラス6重奏」の誕生。本当に心に残る名曲です。
ネオ・ソウルのソンミが語る「命は自分のものではなく、全ての罪、善意が未来へ繫がる」。観終わって、なんだか幸せになれる気持ちと、そんな気持ちをもってこれからも生きていきたいと思わせられる勇気をもらえる映画ですかね。
