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舟を編むのPoMooNのレビュー・感想・評価

舟を編む(2013年製作の映画)
3.0
原作は未読。過去視聴しているのだが、記憶は辞書作りの珍しさ、大変さ、受賞作品の割に面白くなかった、しか印象が残って無い💦

が、今年2024年NHKドラマ「舟を編む〜私、辞書作ります〜」を視聴し、これが面白くて映画を再視聴してみた、そして記録。

ドラマは映画と同じような内容で作成されてるのか、と思ったら、この映画の続きからのストーリー。

映画は馬締(まじめ)役松田龍平が辞書編纂担当に引き入れられた所から始まる。辞書作りは完成までに途方もない時間と人の手が入っている。ここでは辞書『大渡海』に関わってきた荒木(小林薫)が退職、そして馬締が採用される。当時PHSや電子辞書が出始め、紙の辞書を作る意味も問われている。用例集めや辞書編纂の流れは興味深いが、馬締と香具矢(宮崎あおい)との恋愛の絡みもあり、話の内容が盛りだくさん過ぎて、二人の恋の発展と特に香具矢の気持ちの動きが中途半端。多分、原作通りに盛り込もうとしたのかなぁと推測される。

再視聴してみると、以前見た時より面白かったが、これだけの話なので尺の中に材料盛り込み過ぎで、私はやっぱり消化不良になった。

1話1話丁寧に作られているドラマの方に内容的にも軍配だなぁ。
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