期待通りの柔らかなヒューマンドラマだった。
特に音楽が素晴らしい。
辞書を引く、のではなく、読みたくなった。
後半はだれてしまった感じがある。
原作があるから大きく外れることは無いが、
ストーリーを進めるために人生の一片を無理矢理切り取ったようだった。
みっちゃんがだんだんと話せるようになって表情が出てくる様がとても良い。
用例採集でBLが出てくるのも三浦しをんらしいw
大海原で言葉探しに溺れる様が美しい。
うつらうつらしている姿は「舟を漕ぐ」を彷彿とさせる。
素敵だなと素直に思える映画でした。