まいこりん

映画 妖怪人間ベムのまいこりんのレビュー・感想・評価

映画 妖怪人間ベム(2012年製作の映画)
3.5
激懐かしい。
改めて観ると結構B級感漂うw
でもドラマから何度も見ていて映画も観に行きBlu-rayまで買ったぐらいのファンでしたよ。当時小6ですけど。←
まあ、今になって観るとね。。
この映画は、観月ありさが圧巻のMVPなだけでわりと話は強引な感じもあるね。
ただ、ドラマでも語られた三人の一番辛かった過去にみちる父が関わってたっちゅうのはヘェ〜!って思うとこ。柄本明は幻覚とか夢での存在として出てくるが、結局ドラマ知らなくてもオッケーにするための説明ポジションでそれがまた長いのな。

化け物でありながら友人でいてくれる仲間たちと再会の感じはよいけど、え…この子がそんなにいいの?って感じのみちるに恋してるベロはよお、簡単になびくのう。
おめえ、ドラマの時はゆいちゃんにゾッコンだったろうよお。完全に乗り換えたねえ。
このシリーズ観ててオモロイのは、ベムですって名乗る変な杖持った男とかと普通に接する人たちね。みちるも、ベロ君!とか言ってフツーに付き合ってるのワロタ。
あと小百合はその姿でめっちゃ人殺してるのに今まで微塵も警察に目つけられてないのな、、
化け物という驚きの事実をフツーの顔して受け入れる加賀美の企みも、中途半端でよく分からん感じあるけどね。
しかしドラマの時より、夏目家と緒方家の影がうっすくなっちゃうのは仕方ないわね…もはや、ベロとゆいちゃん言葉交わしてねえんじゃねえかっていう。

終盤の事件は急に起きるんで、おーおーどういう経緯で?みたいなカンジは…。
少し安っぽいが、小百合がめっちゃ切なくてめっちゃ良いラストではあるのよ。
ちょっと巨大化しすぎだけどね。ゲームとかの人間クリーチャー的なラスボス感。もはやシュールを超えた。
せやけど戦いの尺は長ぇな〜。
旦那とみちるが目覚めるタイミングと戻った後の小百合が生きてられる時間の都合良いな〜。
ツッコミどころは満載だけど一番ラストはまとまってるんで、まあ、うん。
とにかく観月ありさで保ててた映画ではある。
EDの曲わりと好き。
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