daiyuuki

映画 妖怪人間ベムのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

映画 妖怪人間ベム(2012年製作の映画)
5.0
“はやく人間になりたい!" 醜い姿で生まれ、人間になりたいと願いながら、悪と戦う3人の妖怪人間の姿を描いた、1960年代の人気アニメをKAT-TUNの亀梨和也主演で実写化したドラマの劇場版。人間とのふれあいを通し、より人間になることを望む彼らの前に最強の敵が現れる。亀梨以外にも、ドラマ版のキャストが引き続き出演。
醜い体に正義の心を持ち、人間になることを望む妖怪人間のベム、べラ、ベロ。彼らは同じくして生まれた“名前の無い男"との戦いを通し、人間になるより、人間を守って生きていくことを選んだ。あてのない旅を続ける彼らは新たな街にたどりつく。だが、そこで謎の怪事件が発生。事件の真相を追う彼らの前に最強の敵が現れる。 長年の旅に疲れ果て、いくら人間を救っても報われず、今回の事件のきっかけが、製薬会社が薬の副作用を隠すためだったと知り、人間を守ることに疑問を感じ始めるベムたちだが、新たな出会いにより、人間を守るために戦おうとするベムたちの葛藤がリアルに描いてあって、心揺さぶられます。ベロと足が不自由な女の子が、お母さんとしてみたいことを叶えたり、連想ゲームをしたりするうちに惹かれ合う初々しい恋模様など、心温まるシーンもあり、ワイヤーアクションやCGを多用したアクションも連続ドラマ以上で、見応えありました。
daiyuuki

daiyuuki