カラフルで鮮やかな映像でオシャレ。
特にジャケット画像はトップレベルで好き。
ファンタジーな設定ではあるが、それを魔法のように使うのではなく、最後にちゃんとリアルに受け止めたのがとても良くて心に残った。
ルビーはヒロインにふさわしい魅力があるが、主人公の方は魅力に欠けている気がした。
自己中と思われても仕方ない部分があるし（ある程度実験的なことをしてみたい気持ちになるのは分かるが）。
また、小説家としてどう天才的なのかがもっと知りたかった。
それをちゃんと描いていればラストに結びつけたりすることができたし、さらに完成度が上がった気がする。
ラストの展開が良かったので最後に0.1点足してこの点数。
ただこのラストは運命ということでいいのか。
ちょっと都合が良いような気がしなくもない。
いや、全然良いんだけれども。
この設定だとどういうラストになるんだ？と興味を持って観始めたが、ファンタジーではなくリアルな結末なのが良かった。
