な、長かった……………疲れた……………
真の""ミュージカル""映画!って感じ。ミュージカルが原作だからそりゃそうだけど、かなりミュージカル色の強い映画だった。ミュージカル映画は比較的好きな方なんだけど、残念ながら本作とは相性が悪かったみたい。台詞のほとんどが歌(歌詞)で、登場人物がずっと歌ってるスタイルが凄く好みじゃなかった。ずっと歌ってるからどこからどこまでが1曲なのかわかりにくかったし、シンプルに初見で自分に刺さる曲がなかった。歌詞がなんか抽象的というか…スっと頭に入りにくい感情の表現の仕方で、あんまり感情移入できなかったな〜。
そして、重い……めちゃくちゃ重かった……時代背景とか歴史とか全然知らないけど、こんな世界なら死んだ方がマシだと思ってしまうほどには辛かった……(だから、というわけでもないけど、自分の信念が崩壊してしまったジャベールが潔く飛び降りたシーンは、個人的にとても好きだった!)
どれだけ生活が辛く苦しくても、"愛する心"を失ってしまったら人間は終わりなんだろうなと😔誰かに手を差し伸べる(誰かを思いやる)心を忘れずに、もっと余裕を持って生きれたらいいね。そのためには最低限お金が必要なんだけど😔ジャン・バルジャンの生き方は、言葉で表しきれないほど素晴らしかった。ただ、少し気になったんだけど、ジャン・バルジャンがあんなに美しい心の持ち主になったのは、司教に助けられてキリスト教を信仰するようになった(多分)からなのかな?🤔私を含め日本人は無宗教の割合が高いから、キリスト教的な思想を理解するのは根本的に難しそうだなと思った。
役者たちの圧倒的な演技力と歌唱力は本当に本当に素晴らしかったです!自分の感情を100%出そうと本気で歌う彼らの姿に感動しました🥲冒頭にも書いた通り、約2時間半という長さは観るだけで疲れてしまうほどでしたが、役者たちの熱演のおかげでなんとか最後まで観れました!いつか本家のミュージカルも観てみたいな〜