マリン

レ・ミゼラブルのマリンのネタバレレビュー・内容・結末

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

高校生の時に世界史の先生が大絶賛していたミュージカル映画。世界史が苦手な私はきっと登場人物すら頭に入らないだろうとずっと避けていたものの、Netflixで見つけて観てみることに…。
なんで今まで避けてたんだー!!!

人の子どものためにパンを盗んだことで19年間投獄されてしまい、仮釈放の時に逃亡したジャンバルジャン。心優しい司祭に出会ったことで生き方を改めていく、そんな彼の人生物語。
基本的に全体を通して暗いストーリーで、権力を握るフランス王政に対して、民衆は明日の命があるかどうか分からない状態。コゼットを育てるために必死に働くファンテーヌと出会ったジャンバルジャンは、ファンテーヌに娘のコゼットの命を託され、自分を追う警官のジャバールから逃げ続けながら、コゼットの父親となり育てていく。
「誰かを愛するということは、神のそばにいること」自分の人生が終わる時に、自分を助けてくれた司祭のこの言葉を言ったジャンバルジャンを見て、コゼットを通してこの人は愛を知ったんだうううぅぅって涙したわ。

戦う者たちの歌が聞こえるか。
Do you hear the people sing?の訳に拍手。一貫してこの映画のテーマであり、重要なセリフを全て歌にして伝えてくる。正直ディズニー映画みたいにノリやすい音楽じゃなく、ザ・ミュージカルという感じなんだけど、これ歌える俳優さんたちすごいなという印象でした。ヒュージャックマンが歌上手なのは知ってたんだけど、アンハサウェイも歌えるんかい!ファンタビのあの人も歌えるんかい!!と本当に衝撃の連続でございました。

個人的にエポニーヌが叶わない恋心を抱いて歌うシーンが一番感動した!!
マリン

マリン