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レ・ミゼラブルのkaitomoのレビュー・感想・評価

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)
3.4
ずっと歌ってた。声に出して言いたい名前、ジャン・バルジャンは、1切れのパンを盗んだ罪で投獄され、19年の投獄の末、仮釈放。そして、8年後急に市長になっていたのでビックリ。どうやっ手そこまで登りつめたの…?と原作を知らなかったので、ここの物語が気になってしまう…。
会って間もなく、娘と相思相愛になるし、成長したコゼットとマリウスも一目見ただけで相思相愛になるので、気持ちが追っつかない。長い原作を1本の映画にしている弊害だろう。
心の声はすべて歌でダダ漏れであり「私は今、葛藤している~♪」と表現されちゃうのは何だかなぁ、と思った。
知らんやつの手紙を歌い上げるのは流石に違和感あって、どんな気持ちで歌ってるのか、とシュールさを感じてしまった。
全体的には評価されているとおり、歌含め高品質なので、あとは好みの問題か。
ヘレナボナムカーター&サシャバロンコーエンのコンビは、ほどよい小悪党感が観ていて楽しくて、割と出番多かったのが良かった。ラッセル・クロウは強面なのに、歌声が甘くて素敵。
暴動のシーンは、力入っていて良かったが、そのあとのエピローグとか、だいぶ長くてちょっと飽きた。
♯今更初鑑賞
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