もう何度観たか分からないくらい観たけど、本当に何度観ても心が震える。それが本当の名作ということなのかもしれない。
もともとミュージカルは好きだし、この作品はミュージカルとして有名だから知っていた。でも、あらためて映画で観ると、キャストも豪華で、レミゼラブルの世界観に合っていたし、何より歌に感情が込められていて、心にグッと響いてきて、とても良かった。
物語としても、それぞれの登場人物が、愛と正義を貫いて生きていく。様々な愛情の形があり、正義がある。でも、どれもが素晴らしく、重みがある。物語は前半から山場を迎え、中盤、後半と盛り上がりを見せ、クライマックスにつながっていく。全てを観たあと、最後、ジャンバルジャーンが天に召されるところ、そして、天国での民衆の歌は、何度観ても、心が震える。
今回は製作陣とキャストが素晴らしかったと思う。どのシーンが良かったか一つに絞れない。でも、あえて言うなら、ファンテイーヌの夢破れて、ONE DAY MORE、エポニーヌのOn My Own、そしてエンディングの民衆の歌かな。全てのシーンが本当に好きだ。(ちなみにiTunesでサウンドトラック購入して毎日聴いてる)。
今度は舞台を観に行きたいなと思う。
