アーロン祭り4作目はなんとも重い映画。
19世紀アイルランドのホテルを舞台に、男性のフリをしながら生きてきたアルバート ノッブスのお話。
あらすじは私の能力ではまとめられないので省略しますが(^_^;)、目当てでみたアーロンはとにかくダメな野郎だったという事(笑)
アルバート氏を演じたグレンクローズはドラマの「ダメージ」での冷酷な女弁護士の印象が強く、まったく冴えない地味なおじさんとなって現れた姿に驚きました。
自分の店を持つ事を夢見てコツコツ働いてきた彼(彼女)を襲う悲劇は見ている者を(;つД`)⬅こんな顔にさせてしまう。
暗くて地味なお話ですが、何か訴える力はすごく強い映画でした。
ただ、アルバート氏の感情が読みづらく、気の毒に…とは思ったけれど、キャラクターとしては共感出来ませんでした。(普通にのほほん生きてきた人に共感などできるわけはないのだろうけど。)
ミアワシコウスカ演じるメイドちゃんを巡ってアーロン君とライバルになるのですが、そりゃ勝ち目ないですよ。
酸いも甘いもまだ知らないようなお嬢ちゃんなら、地味で面白味もないおじさんより若くてハンサムな男に惹かれてしまうのが世の常でしょう。
しかしダメ男だな、アーロンよ…(何度も言う 笑)