HOLYDAY

ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日のHOLYDAYのレビュー・感想・評価

4.1
アン・リー監督。実写史上最も美しい漂流記ではないでしょうか!映像の綺麗さに定評のある監督の映像美が極まっています。違和感なくSFが入るのも、私的にはありでした。

タイトルの通り、動物を乗せた船が嵐に逢い、青年と虎が、ボートに乗り合わせた形で遭難します。海へ逃げても虎は泳いで追いかけてきます。そしてある時、絶好のタイミングで虎を溺死させるチャンスを得たのだが、パイは虎を殺さず生かした。エサも海のサバイバルの中、1人と1匹分確保していき、虎と共に生き続けた。虎が怖くも、愛おしく見えてくる心情の変化の過程が美しい映像を通してみえてくる。星やクラゲとの戯れ。死の島。太陽と水。魚の群れや鯨。

なにより生き続けることの強さを感じられます。サバイバル映画はやはりそこが醍醐味ですね。

監督のファンであれば是非拝見を。