れいん

脳男のれいんのレビュー・感想・評価

脳男(2013年製作の映画)
3.0
ずっと観たいなぁって8年経った。
内容やストーリーは良い題材だし、練られてるし面白かったと思います。所々、現実に戻される、所謂「そんなん実際にはあり得んやろ」シーンと演者のオーバーなとこと嘘臭さがありましたが、まぁ良しとしよう。
江口洋介さん、演技こんなに下手だったか?ってくらい全編通して大きながなり声ばかりで萎えた。逆に女声陣は感情を抑えているからか、小さい声でぼそぼそぼそ。何回も音量上げましたよ。
生田くん、感情入れなきゃ良い演技だから楽かもなぁって思ってたけど、終始あんな感じだからむしろもっと感情入れて大胆に演技したいかもしれないし、フラストレーション溜まりそうって思ってしまった。でもすごく良かった。抑揚の無い感情と台詞と表情にすごく魅入った!横顔(特に鼻)と立ち姿と座り姿の美しい人だと思った。

イカれた女の役をするときに、髪金髪の目の周り真っ黒ってルールとかあるんですかね?トランスポーター2の真似か?って思ったし、車に何度も轢かれたら普通に痛みを感じなくても、身体機能的に立てないと思うし、あんな爆発の中ほぼ無傷で座ってられないでしょ。江口さんの演じた刑事の新米助けるときのシーン、本当にがっかりだった。真っ暗でよく分からないし、映画館じゃよく見えたのかな?あとあの台詞、本当にがっかり。

子どもを助けた松雪さんの泣き叫ぶシーン、本当に本当に泣いた。子どもが助かって良かった。
人間の本質なんてそう簡単に変わらないし、更正するわけないんだよ。

最後に笑みを浮かべた生田くんがロボットじゃなくて、人間になれた気がした。

デスノートっぽいかもって思った。
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