生田斗真PVとして★★★★★
娯楽映画として★★★.5
原作大ファンとして★★
生まれつきの常識では考えられないほどの高い知能と、驚異的な肉体を兼ね備えるも、人間らしい感情はない謎めいた男・脳男をめぐるバイオレンス・ミステリー。
非常に評価しにくい映画です(^-^;
どういった観点で観るかでガラリと評価変わります。
展開がエグく、ややグロもあるアングラチックなバイオレンス映画(^^)
主演の生田斗真は良かった。
脇を支える松雪、江口は感情のない主人公と対比させるためか、演技は普段よりオーバー目。
ここは好み別れるか。
二階堂、染谷はセットが条件なのか(^-^;いい味出してました(°Д°)
二階堂ふみのサイコっプリと体を張った演技は他の若手女優ではきついでしょう…
娯楽映画もしくはファンムービーとして観るなら十分楽しめます♪爆破は派手だし、緊張感もあり!
ただ、リアリティーや原作の良さを期待するとツッコミどころだらけで轟沈します(^-^;
残念だったとこは脳男の知能戦がほぼなし(°Д°)なぜ、原作のいいとこをあえていじるのだ。
肉弾戦も鬼の設定のはずが、江口ごときに苦戦していた(。´Д⊂)
原作の犯人は33才男性だが、映画で二階堂ふみら女子に変わったことは大目にみよう。みるのか!?
しかし…二階堂一人で大病院にばれずに爆弾仕掛けまくったり、刑事拉致して爆弾仕掛けたり、お前はジョーカーか?
原作とは、話の流れが同じだけで良くも悪くも完全な別物です(^o^)
主人公の設定すら違うので(;´_ゝ`)
どっちが好きかは、好みの問題なので、逆に原作より好きと言う方もいるかも知れません(*^^*)
ここでは挙げきれませんが、本格ミステリーと観るには原作と比較せずとも物理的な無理、矛盾があまりに多すぎます(;_;)
楽しむには『バトルシップ』を観るような感覚でツッコミせずに観れば、けっこうおもしろい映画となるでしょう(^-^)
ちなみに、原作「脳男」には続編「指し手の顔」がありますが、主演であるはずの脳男が、終盤まで出てこない(笑)んで映画化はむずかしいかも(*_*;