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レッド・ライトのCのネタバレレビュー・内容・結末

レッド・ライト(2012年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

どんと来い、超常現象!超常現象を科学的に解明して超能力者のウソを暴く物理学者マーガレット(シガニー・ウィバー)と助手のトム(キリアン・マーフィー)vs30年ぶりに表舞台に戻って来た盲目の超能力者シルバー(ロバート・デ・ニーロ)

早い段階で持病で死ぬシガニー・ウィバーに「デニーロには絶対に関わるな」と言われてたのにインチキを暴こうと必死になるトム。決して尻尾を見せないデニーロ。最後のショーの会場でデニーロの手先にボッコボコにされたトムは、その事でデニーロのインチキ(手口は分からないけど本物の超能力者ではないと言う事)を確信、怒りとも悲しみともつかない感情に捕らわれる。

そして(物理的に)揺れる会場、割れる照明、破壊される舞台装置…。仕込んでいない演出に焦るデニーロにコインを投げるトム。盲目の設定なのに咄嗟にキャッチしてしまうデニーロは「どうやってやった?」と連呼する。「何が起こった?」ではなく「どうやってやった?」と訊くデニーロ。つまり、自分の超能力にも種があるという事を自分からバラしたのだ。

実はトムは本物の超能力者。マーガレットと行動することで、自分以外の超能力者を、レッドライト(違和感のある人や物の意味)を探していたのだ。超能力者はいる=あの世もあると確信し、マーガレットの息子の生命維持装置をオフにするトム。エンドロール。最後のコマにトムの部屋の窓が映る。
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