長い間、音信不通だった妹マーサが突然帰ってきた。姉は喜びつつも複雑な気持ち。
そのまま何も聞かず別宅に受け入れるが、マーサの様子はどこかおかしい……
エリザベス・オルセンが注目された2011年の作品。
今の"マーサ"と、2年間の空白期間の"マーシーメイ"の様子が併行されて語られる形。
他人からすれば「なんであんなものに」と思ってしまうけれど、先日観たドキュメンタリー「どうすれば良かったか?」と同様、なかなか安易に推し量る事が出来ないのが人間というもの。
そこに判りやすい決着を結ばず淡々と事態を描写し続けるのがとにかく怖い。
エリザベス・オルセンの演技がやはり驚異的。
どうアプローチしたらあんな表情が出来るのだろうか。
ジョン・ホークスは大体こんな役ばっかり。本人が1番嫌だろうな、こんなヤツばっかりなのは。それだけ良い役者だ、ということ。