“手を離すなよ!🤝”
新作『Asteroid City』の日本公開が決まったウェス・アンダーソン監督
現在開催中の『ウェス・アンダーソンすぎる風景展』とのタイアップ?で1週間限定での劇場公開
横パンを多用した流れるようなカメラワーク
目に心地よいシンメトリー構図
カラフルでポップな色彩
小物に至るまでこだわり抜いた美術
本作でもそれらを十分楽しむことができますが、それがとても程よい感じ、かつ、とてもシンプルでわかりやすいお話なので、彼の作品の入門編としては最適だと思います
そんなアンダーソンワールドを楽しみながら、終始心のひだを優しく撫でられているような心地よさはオシャレなエンドロールの効果もあって映画館を後にするまで続きました
自分がこの作品を観て思い浮かべるのは
『小さな恋のメロディ』
『台風クラブ』
『ジョジョ・ラビット』
そして『気狂いピエロ』
嵐は人の心をかき乱すけれど、それによって自然が豊かな実りを得るように心の成長を促す
主人公二人が起こした事件も嵐のようなもの
そんな嵐の中、ブルース・ウィリスのとった行動と、それに答える主人公達に😢
それまでの大人vs子供という構図に起きたチョットした変化も心地よい後味の理由のような気がします😊
やっぱり人は手を繋いで生きていきたいものです😉
p.s.
まだ日本公開が決まっていない彼の新作『The Wonderful Story of Henry Sugar』
こっちも早く公開が決まってほしい😄