たまりません。少年と少女の恋。と書くと平凡ですが、ここまでストイックに象徴的に仕上げる作品は他にないです。人生のセンシティブな感情が全て内包されるような甘酸っぱさが大好き。ありがとうウェスアンダーソン。
好きなシーンは？と聞かれたら、胸を張って「全部」と答えてしまう。
特に、感情表現としてのダンス、シャープ警部との食事、スカウト達の救出作戦、教会でのあらゆる愛。ああキリがない。
原初の記憶を呼び起こすような、いい意味での"映画ではない"感じ。目から心にダイレクトアタック。
「でも、あれだけは偶然だった。初めて会った時、僕らの間に何かが起きたのは...」
あと100回は観ます。良かったです。
