ある道化師の男に光海君の影武者として白羽の矢が立つ。
実際には光海君の日記に空白の15日間があったことから作られたフィクション。
ドラマ版はまだ見ていないが、1人の影武者が王として家臣から命をかけるほどの信頼を得たという話。
映画版ではラブストーリーはない。
暴君の王としての顔と影武者からどんどん王の顔になっていく過程をうまく演技分けていて素晴らしかった。
のだめのネイルがネイルのまんま出ていた。
血を吐く迫真の演技が今まで私が見た毒で死んだ人の中ではダントツに上手かった。
三拍子の音楽も美しく2時間少しにうまくまとまった時代劇である。