ふじこ

ザ・マスターのふじこのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・マスター(2012年製作の映画)
2.6

このレビューはネタバレを含みます

WWⅡ帰還兵であるフレディは戦争体験のトラウマから酒に依存し一処に留まれずまともな対人関係も築けずに、唯一愛した女性の下にも帰れない。
無軌道な生活を送る彼がある日思い付きのように勝手に乗り込んだ船の中で、とある新興宗教を率いるドッドという男と出会う。
彼のカリスマ性や独自の方法で人々を過去からの傷や悩みから開放していくドッドに惹かれ、フレディ自身も施術を受けながら生活を共にする…。


みたいなお話。
正直なところ、フレディが戦争のトラウマをどうする事も出来ずに酒に溺れていたところで出会ったのがドッドで良かったのかどうなのか良く分からなかった。
新興宗教に詳しい訳でもないから、名前だけは知ってる宗教を参考に作られているらしいんだけどそこもよく分からない。
分からないに分からないを重ねて どうしよう…と思っていたのだけれど、評価は高いし一応最後まで観つつ。
結局やっぱりよく分からないまま終わった。
謎の宗教ではなく、ちゃんとした医療としてのカウンセリングを受けましょう…って事だけ学んだ。かも知れない。

教祖役であるフィリップ・シーモア・ホフマンは好きだし、中々それっぽかったと思う。
常々似てるよなぁと思ってたジェシー・プレモンスが息子役だったのも 似てるよなぁ~と。
ホアキンも良い。

ただ本当によく分からなかった。
宗教にだって救える人と救えない人がいるのはそりゃそうだよなと思うし…。
新興宗教自体、端から見たらそれって救われてるんかな…って気にもなるし…。
ふじこ

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