ザ・マスターの作品情報・感想・評価・動画配信

「ザ・マスター」に投稿された感想・評価

演技がすごい。
フィリップシーモアホフマン40代にみえないな〜
前作の「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」でも宗教について言及している。そこで本作は、新興宗教(元は、自己啓発セミナー)に魅かれ、離れていく主人公の物語である。日本でこういう作品作ると大変なんだろうが、アメリカは、きちんと作れて、もめはしたが公開できるのである。何かにすがりたい、頼りたいのは人間の業のひとつだろう。巧みに人々魅了する教祖を演じるのは最近なくなったフィリップ・シーモア・ホフマン(没46歳)だ。演技がうまいんだなぁと実年齢より上の役が演じられる。フォアキン・フェニックスは、やせすぎてダニエル・ディ・ルイスに見える。マスターが密造酒つくりの信者でもない男をそばに置くのは、周りがYESマンだらけで利用されているから客観的に観るためにわざと置いているのかと思う。しかし、そんな彼も魅かれていたが、発言に疑問を持って去っていく。自分を持たなければならないと考えさせられる映画であった。音楽も現代音楽のようで奇妙なこの映画を際立たせていた。
ちろる

ちろるの感想・評価

3.8
卑猥な描写から始まりってまた同じく卑猥さで終わるのに何故だかとても上品。
そして、どこまでもエレガントな音楽と映像の組み合わせがとても好み。
フレディがトッドに倒錯し、それがドッドとフレディとの奇妙な蜜関係となっていく。
ドッドを演じたフィリップ・シーモア・ホフマンの見事なセリフ回しと、ホアキン・フェニックスのナイフを内包したような怪演。
ペギーを演じたエイミー・アダムスの中盤からの存在感もお見事である。

警察に取られ画面を分断して左手に暴れ回るフレディ、そして右側にドッドが冷静に説き伏せるシーン
作品の中でも印象に残るカメラワークであるがこのシーン以降の展開すべてが静かに狂っていて観ている私たちも緊張感を伴う。

カルト信仰宗教というと、素人考えとしてはどうしても胡散臭いとか、お金をむしり取るとかそんなイメージをら持ってしまいがちなのだが、このドッドは本気でフレディを救おうと思い、そして自分の愛でしか救えないと思っているように見受けられる。
それがたとえ周りから見たら根拠のない愚かな考えだったとしても、本気でフレディを思っていたドッドに少しだけ心が痛くなったまさかの展開。
カルト信仰宗教と一人の男との関わり合いをこんな風に結論づけるなんて流石PTAやるよね。
ラストは意外にも呆気ないし、考えさせられるというよりはこの奇妙な男たちの関係をただ傍観するのを楽しむのみ。
この名優2人でなかったらこんな狂気じみてなかったに違いない。
そしてまたもやフィリップ・シーモア・ホフマンの映画界不在の重さを思い知る作品に出会ってしまった。
Tveitster

Tveitsterの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

演技対決。
ストーリーは淡々としてるんだけど、2人の演技が凄いから、実際に洗脳されるってこんな感じかなぁと思った。
エイミーアダムスも良い味出してた。
ちょい役のラミさん。
ザ

ザの感想・評価

3.7
やっと見たシリーズ
カルトを皮肉る様な話かと思ったけどそういう事ではなかった
yoshis

yoshisの感想・評価

2.4
出演している俳優人は超豪華。けど、話の内容は意味不明。フィリップシーモアホフマンとホアキンの共演ごもう観ることができないと思うと、寂しい。
宗教にはまる
と言えば自分からすれば
深追いしちゃいけないようなイメージもあるけれど
救いを求めて解放されるなら
音楽も小説も映画も旅も
同じことだよなぁ

それに振り回されるか
それをきっかけと出来るか
ホアキン・フェニックスがカルト宗教の教祖になっていくまでの話…となぜか勘違いしていたので、いい意味で裏切られた。(ジャケットのせいかな?)

フィリップ・シーモア・ホフマンは存在感があり、哀愁漂う。いつも西田敏行さんをイメージしてしまうけど、最後の歌といい、非常に良かった。

この映画にとっては宗教は織りなす構成要素の一つでしかなく、誰が誰にとってのマスターか、ということからもこのタイトルになっているんだろう。
船というのも、人生という航海に見立てて艦長は誰なのかと言うことか。ドリスに聞かれても行き先も分からぬまま乗った船は、自分の人生ではなく結果帰ってこれなかった。でもランカスターの治療(?)のおかげで行きたい所を自分で決めれるようになったのは、大きな変化と思う。

それにしてもホアキン・フェニックスは地団駄踏んだり闇雲に暴れたり八つ当たりする演技も似合うな。
honoki

honokiの感想・評価

5.0
当時映画館で観た時はぼんやりした感想でしかなかったけど、いま観直すとどういう話なのかやっと分かった。共感ポイントありすぎてもう何も書けない。。素晴らしい
Mika

Mikaの感想・評価

3.3
なんとも言えない難しさ。
「戦争で自分を見失った男性が宗教団体のマスターに出会い、、」そこからの解釈が難しかったです。

フィリップ シーモア ホフマンに、ホアキン フェニックス、エイミー アダムスにレミ マレックと、見る側に休みを与えない豪華な俳優陣。

シーモア ホフマンの風格や、ゆとりのある感じがまさに宗教団体を司るマスター。
一方のホアキンも、少し社会不適合というか、闇を抱えながら生きる役柄が「ジョーカー」並に見応えありました。
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