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「ザ・マスター」に投稿された感想・評価

ココ

ココの感想・評価

2.0
面白いと思える受容体が自分にはないタイプの作品。中盤になっても何を楽しめばいいのかわからないまま困っていたら、まあそのまま終わったよね。完走するのに1週間くらいかかったんじゃない? 虚無。
kikidari

kikidariの感想・評価

3.1
あーそっかこれは演技なのかと終盤になってふと気づけたってぐらいフレディ
●3行サマリ
新興宗教的なオカルト教にハマりかけるPTSDのホアキンフェニックスがすごい飛ぶ酒を自ら醸造したり過去のトラウマ的初恋みたいなものと向き合ったり新興宗教的なものの長であるおじさんとえも言えぬ関係性になるお話

●感想
ホアキンフェニックスの役に入り込む素晴らしさというか怪演ぶりがすばらしくてPTSDに加えて依存症になっているフレディという人間がそこにいるという感覚があってとてもよかったのと映像の美しさが際立っていてさすがポールトーマスアンダーソンという丁寧で美しい画作りだなという感じが絵画のようだった。砂漠というか山道をバイクでチキンレースするシーンが特に印象的だった。

登場人物たちの関係性をベースにしながらフレディの感情や心境がどう変化していくかがメインストーリーというか本テーマなのだと思うけれどもそこのストーリー展開はちょっと起伏が小さいというかそもそもその本ストーリーにあんまそそられないという感じが個人的にはしてしまってそこは少し残念だった。

逆に新興宗教やカルト教にハマる人たちのハマり方とその取り巻き達の様子というかある種洗脳的なカルト教の存在やそこに至るストーリーみたいなものはおもしろかった。プロセシングという過去への旅とかいう胡散臭い洗脳についても結局やっていることは過去の自身のトラウマに対して自身で向き合わせてそこでの選択を変えさせるとかそんなようなことで一種のロジックはありつつという所で納得感というか共感も覚えたし、そのプロセシングの描写がかなり面白かったのはあった。

自分の人生において「マスター」と呼ぶ存在は果たして必要なのか。これをホアキンも最後まで考えつづけているし、依存する人、依存される人との依存関係を考えるような作品でした。

キャスト ★★★★ 3.9/5.0
ストーリー ★★★ 3.3/5.0
演出 ★★★★ 3.7/5.0
音楽 ★★★★ 3.7/5.0
映像 ★★★★ 4.0/5.0
プロット ★★★ 3.3/5.0
バイブス ★★★ 3.0/5.0
全体 ★★★★ 3.5/5.0
予備知識なしでの鑑賞。
アルコール依存症の帰還兵の主人公。
短絡的、かつ暴力的で何をやっても上手くいかない。
偶然知り合ったマスターと呼ばれる男…話し上手であり知的で上品な彼は、そのカリスマ性からカルト宗教教祖?独自のメソッドを用いてヒプノセラピストとして集まる人々に施術をする傍ら本も出版している。
不可思議な彼らの関係性…
奴は支配者?
俺は利用されているのか?
いや、彼を否定する者たちから守らなければ…
そして、彼らの過去や本心は謎だらけ。

人は誰しも何かや誰かに依存しないと生きていかれないほど精神が弱いのか。
ホアキン・フェニックスのブチ切れる演技と、優しく穏やかそうだが胡散臭い男を演じたフィリップ・シーモア・ホフマンの演技…両者、唸るほど素晴らしい。
アカデミー賞俳優ラミ・マレックが脇役で出演していたのも印象的。
音楽が不気味さをより一層強めている。
ストーリーに起承転結を求めるとストレスを感じるだろう作品。
D

Dの感想・評価

3.0
ごめん
寝落ちして巻き戻してみた

さすが画はめちゃくちゃ綺麗だしちょーかっこいい

映画撮ってたならすごく勉強になったと思う
美しいなぁ
レディオヘッドが大好きなのでポールトーマスアンダーソン作品をサブスクザッピングで見つけたので視聴。

マスターがどの程度の本気具合でああいう行為を行っているのか分からない。
そしてフレディがどういう根拠でマスターに傾倒したのかわからなかった。そのためこの二人の絆に終始違和感があった。

マスターによるslowboat to Chinaは良かった。

マグノリアは20年前の高校生の時に観たがつまらないと思った。
しかし最近観たファントムスレットはめちゃくちゃいい映画だったので期待しすぎたのかもしれない。
他の作品も観てポールトーマスアンダーソンという監督をもっと知りたいと思う。
鹿山

鹿山の感想・評価

3.8
ホアキンによる映画『ジョーカー』に匹敵する超怪演とジョニー・グリーンウッドの繊細なストリングス遣いが織り成す、シュールなタッチの人間ドラマ。
ポール・トーマス・アンダーソン監督映画の鑑賞は初。彼の作家性は僕の趣向とぴったり合いはしなかったが、その屈折した世界観には「他作品も是非観てみたい」と思わせるだけの魔力が確かに備わっていた。
みゃ

みゃの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

さまよえる心を、水兵というフレディの職業と、彼の乗り込んだコーズの船、そしてランカスターが度々歌う船の歌、ランカスターと決別したフレディが眺めている映画で暗示しているのだろうか?

おそらくアニメ映画と思われる、フレディが見るあの映画では船長は船にいなければというセリフが出てくる。マスターとしてコーズのてっぺんに立ち続けているランカスターから会いに来ることがなくても求められれば応じることの理由づけ?というか、フレディが、自分で行くことの言い訳を決めているみたいに感じられた。

フレディは軍だったりコーズ(の、特にマスター)に拠っていないと何をしでかすかわからない人として描かれているけれど、見ようによれば彼は自由にも見えるし、だから最後のランカスターの引導は捕まえた蝶を自分で放つような、ええ…そんな……という行為ではあるのだけど、ただ決別するだけではなくて、ああして会ったのはランカスター側からも折り合いをつけたかったのかなあ。

途中までふてくされていたランカスターの息子ヴァルが最後は背筋を伸ばして英国支部でフレディを迎えに来る人物に変化していたのが気になった。あれはどういう意図なのだろう? 自分の言葉によってマスターへの疑念を抱かせた男がわざわざ戻ってきたのを見たかったのだろうか。

ホアキン・フェニックスの極端に猫背でふらふらした足取りの男が次にどんなことをしでかすかハラハラして目が釘付けになった。
スズ

スズの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

精神的に依存してしまうことの危うさ。
そして彼を何かに依存せずにはいられなくさせた戦場。
世の中のたいていのことは善悪では語れないし、善悪で判断しようとしたら大切なことを見落としてしまうよと言われた気がした。
yuho

yuhoの感想・評価

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マグノリアに引き続き、擬似的なものであれ家族、そして愛の歪さ、機能不全といったテーマだろうか。いかんせん難解な作品だが、なんだかんだで観れてしまうのは流石のPTA作品。
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