WWⅡ帰還兵であるフレディは戦争体験のトラウマから酒に依存し一処に留まれずまともな対人関係も築けずに、唯一愛した女性の下にも帰れない。
無軌道な生活を送る彼がある日思い付きのように勝手に乗り込んだ船…
一体何を伝えたかったのか理解するのがすごく難しい。けれど最後まで集中して見られるぐらい面白かった。
二人の関係性は一見師弟関係のようだけれど、後半にかけて親友のようであり、ソウルメイトのようであり…
これはなかなかまたまた癖強の作品。
ホアキンフェニックスの狂い具合。それと同時に、宗教で何とか彼を治せないかと思う父的な存在master。
でも宗教的な部分は結構副次的なもののイメージで、この2人の…
コラボMVや「ANIMA」「JUNUN」を鑑賞した流れでジョニー・グリーンウッドの楽曲提供で有名なポール・トーマス・アンダーソン長編に手を出した。
サイエントロジーという実在の宗教がモデル。
正直…
バイクで疾走するシーンが印象的だった、
みんなに自分のゴールを伝えてその通りに爆走して戻ってくる。
しかしフレディはどこまでも進んでいく。
マスターが彼の名前を大声で叫んだのは、
戻ってこいってこ…
このジャケット、モー娘。の「ふるさと」のジャケットを思い出します。
なっちがどセンターで、中澤姉さんと圭ちゃんは安定の隅に追いやられ。で、なっちのみが目線をカメラの正面にすることを許されて、あとのみ…
PTSDに悩まされる元軍人の魂の軌跡。教祖との擬似親子関係(教祖からはまた違う角度に見えるかもだが)を軸に話は進む。マグノリア的な展開かと思いきや、最後は離れ離れになり自分を取り戻すという流れ。最後…
>>続きを読む【 心酔 】
あぁ、ホアキン・フェニックスだ。狂気的な存在感は圧巻の一言。独房や店前で暴れ狂う姿は凄まじい。ホアキンのあの笑い方がすごく好きなのだ。
映像もそうなのだが、カメラでの写し方が素晴ら…
面白さもありよく分からなさもあり。
心に闇を抱えた帰還兵の、乾いてて哀しい心理描写が魅力的な作品。
冒頭の船が橋の下をくぐるシーン、人物アップのミクロから、マクロの船へと視線が変化するその可変さが歴…