皿鉢小鉢てんりしんり

夜ごとの美女の皿鉢小鉢てんりしんりのレビュー・感想・評価

夜ごとの美女(1952年製作の映画)
3.6
騒音と音楽、という対比構造を徹底的に使って、面白いことをしてやるぞという気概が全編に溢れている。
なんとしても夢を見たい主人公が、自殺志願者と間違われるが、起きているより眠っている方が愉快だというのはかなり死に近い状態であり、怖いお話ではある。
断頭台に行くぞと言われて、なんで僕が?と聞いたら、順番だからという質問の意図を故意に誤解したスマートな解答が出てくるのが可笑しかった。