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EVA エヴァのKのレビュー・感想・評価

EVA エヴァ(2011年製作の映画)
3.6
【目を閉じたら何が見える?】

2041年。ロボット工学の研究者・アレックスが 10年ぶりに 故郷の大学に戻って 中断していた研究を再開する って話だった。

自分がいない間に 元カノは兄貴と結婚してるし 可愛い娘までいる。この辺りの関係が 切ないんだよな。

映像的なことで言えば インターフェースの表現が面白かった。何もない空間に 三次元の映像が表示されて それを指で摘んだりする。未来感ある演出。でもその一方で ちゃんと紙とペンも使っていたのが リアルだった。地続きの未来って感じだ。

それにしても「自立型ロボット」とはなんだったのか??自立型じゃない執事ロボットのマックスも十分凄かったけど、根本的な設計思想が 違うということなのかな??

それとも機械学習の分野でいったら「教師あり学習」と「教師なし学習」の違いぐらいのものなのだろうか??

あと エヴァが最後に『アラビアン・ナイト』の話をするのが悲しかった。音楽とも相まって 胸が締め付けられてしまったよ。

いろいろ考えさせられる映画だった。面白かった。


【スコアと内訳】

スコア:3.6
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①脚本:0.7
②演出:0.7
③演者:0.8
④撮影:0.7
⑤音楽:0.7
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