かわいい。女子プロレスチームの旅興行道中記。お調子者マネージャー(刑事コロンボ)との掛け合いが楽しい。ドサ廻りの旅で流れるオペラ"道化師"が彼らの美学を見せる。芸道ものに通じる美学。いやー楽しい。
"フォックスキャッチャー"はスポーツとしてのアマレスで栄光と闇が描かれていたけど、今作は女子プロ興行。やっぱり華やかさの裏に薄暗いものがあってつらい。その苦労を見せてくれるからこそのカタルシス。クライマックスは興奮して泣き笑い。カリフォルニアドールズってばなんてキュートなんだ。
日系人だか日本人のプロモーターの名刺。"芸者を代表して"って…いい加減にして…。にしても差し替えなしでここまで女子プロやるなんてアメリカの役者の層は広いなぁと素直に感心。