大人になりきれない冴えない中年男と喋るぬいぐるみのテディベアの交流を描いたハートフルコメディドラマ。
マーク・ウォールバーグが主演、ミラ・クニスがヒロインを演じ、サム・ジョーンズ、ジョエル・マクヘイル、ジョエル・マクヘイルらが共演。
1985年のクリスマス。ボストン郊外に父母と住む8歳の少年ジョン・ベネットは、友達もおらず一人ぼっち。クリスマスプレゼントにもらったテディベアのぬいぐるみ・テッドと喋れるようになったらいいなと魔法のお願いをする。翌日目が覚めると、テッドは喋ったり動いており、2人はすぐに親友になる。それから27年が過ぎて、35歳になったジョン（マーク・ウォールバーグ）は、テッドとは相変わらずの仲良しであったが、それ故に4年間もつきあっている彼女（ミラ・クニス）とは結婚に踏み切れずにいた…
可愛い外見とは正反対に毒舌なテディベアのテッドが何と言っても親しみ深い。
あんなに気が合う相棒がいたら確かに彼女との時間もおろそかになるのも納得です。
”フラッシュゴードン”で主役を演じたサム・ジョーンズが本人役で出演したり、テッドがスター・ウォーズのヨーダの恰好したり、着メロがナイト・ライダーのテーマ曲だったり、エイリアン2のアンドロイドのオマージュシーンがあったり、ジョンが007オクトパシーのテーマ曲を歌うなど、映画好きにはたまらない演出も楽しめる。
ギャグは下ネタアリで少しお下品ですが、楽しいハートウォーミングな作品で最後はホッコリです。
「サム・ジョーンズ 最高の日の締めくくりはアレだよな フラッシュ・ジャンプ 3‐2‐1 イエ～！」
”以上が魔法の願いによって人生を永遠に変えてしまった仲のいい三人の物語です”
2023.8 テレ東で鑑賞（サタシネ・吹替：税田春介 訳）
