隣人が救急車で運ばれ、急遽その家の子供を預かることに。しかしその気味の悪い子供が家に来た途端、怪奇現象が起こり始めるという話。ホームビデオで超常現象を記録してみたシリーズ第4弾。
今作は手元のビデオカメラに加え、SkypeでのビデオチャットやPCカメラが追加されてより臨場感＋主人公のリアクションが増してました。geekな彼氏が主人公の家のパソコン全てにカメラアプリ（？）を入れて常時こっそり録画するという設定はなるほどと思った。
しかし全体通して恐怖感は控えめ。ストーリーも悪魔の儀式を露骨に絡めた、分かりやすくはあるけれどベタなものになってて少し残念。もはやPOVであること以外に個性がなくなっている印象。終盤の彼氏の首ポキシーンも雑カットが入ってて見せてもらえず。そういうはあからさまな編集を入れるなら、もはやPOVである意味もない気がする。実話です！と言い張ってるのもウソくさく感じちゃうから。そしてラストは唐突で意味不明。どこで怖がればいいのわからない、、盛り上がりに欠けるのはホラーとして厳しいと思う。
しかし製作費をたった1万ドルしかかけず、監督のPC のみで作られた『1』がいまだに一番面白いのだから、映画はアイデアなんだなと思った。今作に関しては、キャスリン・ニュートンが好きとか、そういう特別な理由がなければ見る必要ないかも。
